ですが、現状のところBlueZ 5.xのパッケージが用意されているディストリビューションはありません。
そんなわけで、とりあえずビルドしてみましょう。
今回使うのは、Fedora 18。64ビット版の(Live-CDFedora-18-x86_64-Live-Desktop.iso)をVMware仮想マシン上にインストールしました。
インストールに関しては省略します。まあ、特殊なことは何もありません。普通にインストールしましょう。
ちなみに、VMware上でインストールがうまくいかない(画面が正常に表示されない)場合には、"3Dグラフィックのアクセラレーション"をOFFにしておくと良いようです。
インストール後は、一旦UPDATEを行ったのち、BlueZのビルドに必要なパッケージを追加でインストールします。
$ su
# yum install gcc libusb-devel dbus-devel glib2-devel libudev-devel libical-devel readline-devel
# yum install gcc libusb-devel dbus-devel glib2-devel libudev-devel libical-devel readline-devel
vmware-toolをインストールしたい場合は下記も追加します。
# yum install kernel-devel
あと追加でwgetも。
# yum install wget
# exit
# exit
bluezのソースコードを入手します。公式のHPより現状最新のbluez-5.3をダウンロードしてきます。
$ wget http://ftp.kernel.org/pub/linux/bluetooth/bluez-5.3.tar.xz
展開します。
$ xz -d bluez-5.3.tar.xz
$ tar xvf bluez-5.3.tar
$ tar xvf bluez-5.3.tar
ビルド
$ cd bluez-5.3
$ ./configure
$ make
$ ./configure
$ make
続けてインストールしますが、これを行うとプリインストールされているBluetoothアプレットは使えなくなりますのでご注意。
$ su
# make install
# make install
動作確認するためには、一旦再起動します。
再起動後、試しにhcitoolコマンドを打ってみます
$ hclitool
...
lescan
lewladd
...
...
lescan
lewladd
...
LE系のコマンドが追加されていますね。
さて、 続きはまた今度。
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