これに関してはおなじみomappediaのpandaboard向けandroidのリリースノートに書かれている手順になります。
ビルド環境に関しては前回に引き続きとなります。
u-bootの作成
ダウンロードは手順どおり
$ cd ~/work/
$ git clone git://git.omapzoom.org/repo/u-boot.git
$ cd u-boot
$ git checkout 601ff71c8d46b5e90e13613974a16d10f2006bb3
なにやらメッセージが表示されますが、そこは気にせず。
$ git clone git://git.omapzoom.org/repo/u-boot.git
$ cd u-boot
$ git checkout 601ff71c8d46b5e90e13613974a16d10f2006bb3
なにやらメッセージが表示されますが、そこは気にせず。
ビルドも手順どおりと言いたいところですが、一箇所だけ修正が必要です。
u-boot/include/configs/omap4430panda.hの153行目CONFIG_BOOTARGSをちょっと修正してやる必要があります。以下のように変更しましょう。
(変更前)
" omapdss.def_disp=hdmi consoleblank=0"
(変更後)
" omapdss.def_disp=dvi consoleblank=0"
どうやらデフォルトディスプレイとしてHDMIへの出力は設定できないようです。ですのでDVIへの出力に変更しておきます。(※起動後にHDMIケーブルを抜き差しすると、HDMIへのクローン出力機能によりDVI側と同じ解像度の画面がHDMIへ出ます。画面解像度が一緒といっても、出力信号はHDMIに接続されている機器が対応したもの(1080pあるいは720p)になります。DVIの画面解像度は1280×720に固定されているようです。まあそのうちじっくり調べてみましょうか)" omapdss.def_disp=hdmi consoleblank=0"
(変更後)
" omapdss.def_disp=dvi consoleblank=0"
ビルドコマンドは手順どおり
$ cd ~/work/u-boot
$ export ARCH=arm
$ export CROSS_COMPILE=/opt/arm-2010q1/bin/arm-none-linux-gnueabi-
$ make distclean
$ make omap4430panda_config
$ make -j4
$ export ARCH=arm
$ export CROSS_COMPILE=/opt/arm-2010q1/bin/arm-none-linux-gnueabi-
$ make distclean
$ make omap4430panda_config
$ make -j4
ディレクトリ直下にu-boot.binが出来上がります。
x-loaderの作成
ダウンロードは手順どおり
$ cd ~/work/
$ git clone git://git.omapzoom.org/repo/x-loader.git
$ cd x-loader
$ git checkout c8855fa6b85bd44073bd1b25dbffa99f02cbeeed
なにやらメッセージが表示されますが、そこは気にせず。
$ git clone git://git.omapzoom.org/repo/x-loader.git
$ cd x-loader
$ git checkout c8855fa6b85bd44073bd1b25dbffa99f02cbeeed
なにやらメッセージが表示されますが、そこは気にせず。
ビルドも手順どおり
$ cd ~/work/x-loader/
$ export ARCH=arm
$ export CROSS_COMPILE=/opt/arm-2010q1/bin/arm-none-linux-gnueabi-
$ make distclean
$ make omap4430panda_config
$ make ift
$ export ARCH=arm
$ export CROSS_COMPILE=/opt/arm-2010q1/bin/arm-none-linux-gnueabi-
$ make distclean
$ make omap4430panda_config
$ make ift
ディレクトリ直下にMLOが出来上がります。
以上。ビルド編でした。 次回は書き換え編に続く?
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