まず、php5.2.15のインストーラーの「Choose Item to Install」の画面にて、"Extras"の"PEAR Install"をインストールするように変更して、インストールを進める。
(すでにphpをインストール済みの場合でもインストーラーを実行して最初の画面で[Change]を選択すれば、設定を変更できる)
なーんだ簡単じゃんと思いましたか?いやいや、実はこれだけではPEARを利用することはできないのであった。
さて、上のように「PEAR Install」を指定してインストールを実行すると、PHPのインストールディレクトリ(デフォルトでは"C:\Program Files\PHP")に「go-pear.bat」というバッチファイルと「PEAR」なるディレクトリが追加される。
この「go-pear.bat」をダブルクリックまたはコマンドプロンプトにて実行してやります。
以下コマンドプロンプトにて
Are you installing a system-wide PEAR or a local copy?
(system|local) [system]: (Enter)
※ユーザ全員がPEARコマンドを使えるようにするのかという意味でしょう。デフォルトでsystemつまり全員使えるようにするとなってます。(system|local) [system]: (Enter)
特に問題なければEnterを叩いて続行です。
つづいて
なにやら1~12の項目が出てきて入力が求められます。
Below is a suggested file layout...(略)...
1-12, 'all' or Enter to continue: (Enter)
インストール先のディレクトリを変更するかどうかと聞いてきているようですね。1-12, 'all' or Enter to continue: (Enter)
特に問題ないのでここもEnterで先に進む。
つづいて
Would you like to alter php.ini <C:Program Files\PHP\php.ini>? [Y/n] : (Enter)
PEARが使えるようにphp.iniを書き換えるかどうかですね。特に問題ないのでここもEnterでよし。
またもや
Press Enter to continue: (Enter)
Enterを入力して続行だ!最後に
続行するには何かキーを押してください... (Enter)
Enterを叩くとバッチファイル終了!(ダブルクリックで実行していた場合はコマンドプロンプトが閉じます)
以上でインストール完了、お疲れさん。
本当にインストールされたか確認するには、
コマンドプロンプトより「pear」コマンドを実行してみましょう。
なにやら使い方の文字列が表示されたならインストールは成功です。おめでと~
ついでにpeclコマンドも一緒にインストールされます。ただしそのままでは使い道ないけど。。。