2011年1月25日火曜日

Openmeetingsの特徴

Openmeetingsで何ができるのか、会議に参加するには何が必要なのかまとめてみます。

クライアント環境
・Webブラウザ
・Adobe Flash Player
・Java Runtime Enviroment※画面共有に必要(なくても他の機能は利用可能)

できること
・チャット
・ビデオ/音声配信
・共有ホワイトボード
・PC画面共有(公開だけでなくリモートコントロールも可)
・プレゼン資料の配布と公開
・録画/録音
・アンケート(投票)

簡単な説明
(アカウントについて)
・大きく分けると「司会者」と「ユーザ」の2種類のアカウントがあります。
・「司会者」は会議を主催し、ホワイトボードや画面共有を最初から利用可能です。
・逆に「ユーザ」は、「司会者」が許可を与えなければ、ホワイトボードの書き込み等はできません。
・「ユーザ」はあらかじめアカウントを作成するか、会議中に招待メールを送ることで会議に参加させることができます。

(会議室について)
・誰でも入室できる「公開会議室」とグループのみが入れる「非公開会議室」があります。
・グループについては、ユーザ管理で設定します。1ユーザが複数のグループに所属することもできます。
・それぞれの会議室には入室人数制限が設定されています。最初から司会者のビデオ/音声がONになっていたりしますので、目的に応じて使い分けましょう。
・会議室を新しく作成したり、設定変更したりすることができます。

(メールでの招待について補足)
・会議室への入室リンクが張られたメールを送ることができます。
・「パスワード認証」、「ワンタイム(一回入ると、次回は使えない)」といった制限を付けることもできます。
 ※「制限なし」はやめた方がよいかもしれません。

(ホワイトボードについて)
・文字、図形、フリーハンド、ポインタ(一定時間マーカーが表示される)などが使えます。
・画面消去を実行すると、前の状態には戻せません。
・ホワイトボードを消去せずに全員が退室しても、次回入室時に前回の内容が残されます。
 ※サーバを再起動すると全て消去されます。
・ホワイトボードを画像ファイルで保存するといった機能はないようです。
・その場合には、Print Screenで画面キャプチャーを行いましょう。

(資料の共有について)
・PDF,doc,xls,ppt,bmp画像といったファイルをアップロードして、スライド化させて全員に見せることができます。
・Officeファイルは、OpenofficeによりPDFに変換されます。(日本語フォントはOpenofficeが持っているものに変更されます。)
 ※変換に失敗する場合もあります。
・「司会者」(権限)であれば「元の形式」or「PDF形式」のファイルをダウンロードすることができます。
 ※テキストファイルもアップロードできますが、日本語が文字化けを起こす確率が高いのでお勧めしません。
 ※変換に失敗した場合でも、「元の形式」のダウンロードは可能です。
・資料のスライドを表示させながら、ホワイトボードと同様に画面に書き込みを行うことができます。
・この場合は1ページごとに書き込みの内容が保存されます。

(画面共有と録画)
・画面共有と録画は、Javaのプラグインを別途ダウンロードして実行します。
 (JREがインストールされていないと実行することができません。実行する毎にプラグインのダウンロードが走ります。)
・画面共有と録画は、それぞれ個別に有効・無効にできます。(画面共有しながら録画することも可能です。)
 ※メディアプレーヤーで再生している動画などは録画されません。(黒塗りとなる)
 ※会議室を出ても、画面録画のダイアログを閉じなければ、画面録画を実行することができます。
・録画終了後は、メイン画面の録画のページよりビデオを視聴したり、AVIかFLV形式でダウンロードできます。
 ※動画変換処理のため、視聴できるようになるまで数分かかる場合があります。

(アンケートについて)
・会議中にアンケートフォーマット(選択肢を記入する方式)を作成して参加者に配布し、回答を集計することができます。

他、要調査事項
・既存のサーバにインストールした場合、どのポートを空ければ良いのか(あるいは、変更可能なのか)
・SSLを使う方法(外部に公開したい場合は必須でしょう。)
・必要な帯域、音声の品質や遅延の程度など。
・連絡先/メッセージ機能(使い方/使い道がわからない)
・SIP連携機能?(何ができるのかも不明)

疲れてたので普通に紹介してしまいましたが、以上でございます。

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