また、このwxPythonのGUIデザインを簡単に作る(Visual Studioで言うリソースエディタ)ものとしてwxGladeがあります。
ちょっとやらない間にすぐ忘れてしまいますのでインストール手順と使い勝手のメモです。
対象は、ここ最近のトレンドUbuntu 10.04です。
wxPythonのインストール
まずはwxPythonのインストールですが、パッケージマネージャから「python-wxGTK2.8」というパッケージ名を指定してインストールできます。$ sudo apt-get install python-wxGTK2.8
動作確認用のPythonスクリプトとして以下の内容のファイルを用意しましょう。
#!/usr/bin/python import wx app = wx.PySimpleApp() frm = wx.Frame(None) frm.Show() app.MainLoop()これをまあ"wxSample.py"とでもいう名前で保存して実行権限をつけて実行してやります。
$ chmod +x wxSample.py
$ ./wxSample.py
すると$ ./wxSample.py
こんな感じのシンプルなウィンドウが表示されればOKです。
「閉じる」ボタンを押して閉じましょう。
wxGladeのインストール
wxGladeもパッケージマネージャから「python-wxglade」というパッケージ名でインストールできます。$ sudo apt-get install python-wxglade
wxGladeを起動するには、Ubuntuのメニューバーから「アプリケーション」→「プログラミング」→「wxGlade」です。
何やら3つのウィンドウが立ち上がりましたね。
とりあえずは一番左側のものがメインウィンドウ(別名ツールボックス)です。これを閉じるとwxGladeが終了します。
他のウィンドウはメインウィンドウの「View」メニューから開くことができます。
真ん中のはプロパティ(ウィンドウ)、右のはツリー(ウィンドウ)と呼ぶことにしましょう。
チュートリアルですか。
- まずは、ツールボックス(メインウィンドウのGUI部品が並んでいるところ)から一番左上にある「Add a Frame」をクリックします。追加するフレームに対する設定ウィンドウが表示されます。
基本となるフレームですのでbase classは「wxFrame」を選択しましょう。Class名はお好きなように。「OK」をクリックします。プレビュー画面が表示されます。 - 例えばフレームのタイトル(ウィンドウタイトル)を変えるには、プロパティの「Widget」タブにて、「Title」の欄を書き換えましょう。書き換えてEnterキーを叩くとすぐさまプレビューに反映されます。
- メニューバーを追加するには、プロパティの「Widget」タブにて「Has MenuBar」のチェックを入れます。
プロパティがメニューバーのものに切り替わり、「Edit Menu」をクリックするとメニュー項目を編集するためのウィンドウが表示されます。
「Add」をクリックし、Labelを好きに編集、「>」で一つ下の階層とする。といった操作でメニューバーを作れます。「適用」ボタンですぐさまプレビューに反映されます。
- 基本フレーム上に部品を置いていきますが、
基本的にはまず「Sizer」を選択してプレビュー上をクリックして追加
(追加できる場所ではマウスが「+」マークに変化)、
追加した「Sizer」のプロパティでスロット数(Proportion)を設定(部品配置数)、
追加した「Sizer」の下に何か部品を追加する。
という手順です。「Sizer」の下に「Sizer」を追加して階層構造とすることもできます。
- 最後にコード出力方法についてです。
ツリーで一番上のApplicationを選択します。
プロパティにて出力する言語(今回はPython)、ファイル名(Output path)を設定して「Generate code」ボタンでコードを出力します。
- 生成されたスクリプトを実行すると作成した通りのウィンドウが表示されます。
実践編に続く?
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